材料の準備と作り方の流れ(レシピ)
<材料>(4〜5人分)
※このレシピでは、野菜などの量はルーの箱のウラに書いてある分量と変えておりますのでご注意ください。
・S&B フォンドボー クリームシチュー 1箱
・鶏もも肉 200〜300g
・塩 小さじ1/5(皮を外した鶏肉の重量の0.5%くらい)
・コショウ 少々(あればミル挽きのホワイトペッパー)
(A)
・玉ねぎ(淡路産) 中サイズ1個
・セロリ 1/2本
・人参 1/2本
・マッシュルーム 4〜5個
・じゃがいも(メークイン) やや小さめの中サイズ2個
・パセリ 1束(仕上げ用。なくてもOK)
・牛乳 200cc + 仕上げ用 少々(好みで)
・水 450cc
・バター 60g(溶けやすいように5~6等分にしておく)
<材料の補足説明>
材料は、ルーの箱の裏の分量と若干アレンジしています。
アレンジした点は3つ。
①マッシュルーム、セロリを加えること
②バターをたっぷり使うこと。
③水の割合を減らして牛乳の割合を増やすこと、
です。
理由:
①マッシュルームとセロリをプラス
・マッシュルーム:
フランス人シェフに学んだノウハウ。日本のスーパーで手に入る野菜は風味が弱いそうです。
マッシュルームを加えることにより、風味が増すと教わりました。実際、加えると風味は増します。
私はクリーム系にはよく加えます。
・セロリ:
香味野菜というだけあり、加熱することによりとても良い風味が出ます。
玉ねぎ、人参、セロリをバターで炒めるのは、やはり最高の風味材料となります。
②バターをたっぷり使う
フランス人はバターをだいぶ多めに使います。
くどくなるのでは?と思いがちですが、それがそうでもなく、バッチリと旨味が出てくれます。
バター自体に旨味が詰まっていることも大きいと思います。
これは、日本のレシピだけだとなかなか気づきにくいコツの一つです。
③水の割合を減らして牛乳の割合を増やすこと、
クリーミーさをアップするためです。
SBのルーのハコの裏には、水600cc、牛乳100ccと書いてありますが、
この割合を少し牛乳を多めにして、水450cc、牛乳200ccにしています。
<作り方>
※各工程の動画では、ここに書かれていないコツが沢山入っています。
※このページを印刷して動画を見ながら作っていただければわかりやすいかと思います。
1.玉ねぎはタテに半分にカットし、線維の方向に5mm厚にスライスする。
2.セロリはスジを取り、斜めに5mm厚にスライスする。
3.人参は皮をむき、乱切り。
4.じゃがいもは皮をむき、3〜4等分くらいにして、変色を防ぐため水につけておく。
5.マッシュルームは汚れを拭き取り、タテに4等分にしておく。
6.バターは溶けやすいように5~7mm厚くらいにカットしておく
7.パセリはなくても良いが、使う場合はこの段階で刻んでおく。
洗った後の水気を十分に拭きとり、
刻んでキッチンペーパーに包んでおくと、ふる時にほどよく水分が抜けてくれる。
8.鶏もも肉の皮をはがす。
※皮の部分をはがすのは、翌日いただく時に、皮の下の臭みを残したくないため。ただし、皮は捨てずにとっておく。
9.鶏肉を一口大にカットし、塩小さじ1/5とコショウ少々(※)をふってもみこむ。皮はカットしなくて良い。
※コショウは、あればミル引きのホワイトペッパーだとさらに美味しい。
10.塩、コショウをもみ込んだ鶏肉と皮は冷蔵庫に入れて最低30分寝かせて中まで味を染み込ませる。
11.ナベを火にかけ、バターを入れ、(A)の野菜(玉ねぎ、人参、セロリ、マッシュルーム)を入れる。
12.はじめ強火にして、音を聞きながら焦げないように時々かき混ぜる。
13.時々かき混ぜながら、水分が出てきて、焦げてきそうになったら中火に落とす。
14.時々かき混ぜながら音を聞き、さらに焦げそうになってきたら弱火に落とす。
(ここまで5分くらい)
ジーという音をキープしてじっくり炒める。
※途中、あまりかき混ぜすぎると旨味が出にくくなるので、焦がさない程度に最低限にかき混ぜる。
15.20分ほど炒めると旨味、甘味が出てくる。
旨味が出たら冷蔵庫に寝かせておいた鶏肉を用意する。
16.フライパンを用意し、軽く薄煙が立つくらい熱する。
17.サラダ油大さじ1(分量外)を入れ、鶏肉を入れる。はいだ皮も一緒に入れる。
18.あまり触らず、表面に焼き色をつける。頻繁にひっくり返さず、片面ずつ焼くイメージ。
軽く焼き色がつけば良い。
19.焼き色がついたら、野菜の入っているナベにお肉を入れる。皮もいれる。油は入れない。
20.水450ccを入れて、強火にする。
21.沸いたらアクを引き、弱火で煮込む。
22.煮込み始めて5分くらいしたら、牛乳100ccとルーを入れる。
※牛乳は最終的に200cc入れるが、この時点では半分の100ccだけ入れる。(風味を残したいため)
23.ルーと牛乳を入れると温度が下がるので、強火にして温度を上げる。
24.しばらくすると周りに軽く泡が出てくるのでそうなったらまた弱火に落とす。
25.鍋底が焦げないように時々混ぜながら、20分ほど煮込む。フタはしなくて良い。
26.20分ほど煮込んだら、先ほど残しておいた牛乳100ccのうち、70ccほどを入れる。
味をみて、濃かったら残りの牛乳も全部入れる。(その後はお好みに応じて牛乳を足しても良い)
27.味が仕上がったら、お皿に盛り付ける。好みでパセリをふったら出来上がり。